漂流ブログ

通常、ゲームの画像ではトリミングされているので、
立ち絵にしろイベント絵にしろ、つま先まで描かれてる場合は少ない。

しかし、自分で描くときぐらいは、と、模写をするときでもあえて
画面外に切れている部分も含めて全体で描くことがほとんど。

端的に言えば足フェチなんでしょうな。前にも書いたと思いますが。
ふと気がつくと顔より足に力が入っているときも。
その割には、これだという出来にならないのは残念ですが。
簡単な曲線で表現できないのに、奥が深い。

ＣＧというのはたいしたもので、原画をスキャナで取り込んだ後、細かな部分も拡大していくらでも修正できる。

自分の描いた原画は線の出と入りの接合部とか、きれいに重ならなかったり撥ねが残ったりで不恰好なこと。

特に手（指）は画面上で修正しなければ毎回目も当てられないレベル。

へたくそだなー、と完成絵を見ている方は思われていることでしょうが、
実は元はもっとひどいわけで。

描いている本人だけが変に満足している、という妙な状況が発生するのは、
主としてそのあたりが原因かと。

もっとも、いくら後で修正できるとはいえ、原画段階での出来に左右
されるのも確かなので、おざなりにしてよいものでもない。

自分には極細ペンをつかってももてあますような細かな部分の描き込みを、
本当に上手い人はどうやってこなしているのか、一度現場をじっくりと
見学してみたいところ。

というタイトルの本が売っていたのでつい衝動買いを。

この手の本は一見すると役に立ちそうでいて、なかなか
ツボを突いたところまで手が届かないことが多い。

一番知りたいのは、テキトーにおっぱじめたお話を、
それらしく盛り上げる方法とそれらしく終わらせる方法なんだが。

話を展開させるのより、収束させるほうが数倍難しい。

近頃は描く絵が時間停止と関係ない確率が高くなってきてる。
時間停止のつもりであっても公開しない確率も含めて。

まあ、絵だけであればある程度「見立て」であるから、いずれにせよ
きちんと説明を文章なりでつけてあげるべきだ、というのが
判ってきたので、「時間停止絵か否か」で厳密に区分できるものでも
ないのですが。

せめて絵描きサイトの端くれに手がかかるぐらいの出来なら公開も
出来るのになあ、と思います。

絵を描くのは相変わらず面白くて仕方ないのですが、
この面白さは絵を貼っても伝わるものでなし、そもそも
他の方におすそ分けできる性質のものでもなく、
自分だけが楽しい、という現実がもどかしい。

＊＊＊

時間停止系を見回してみると。
kitaさんのところも更新があったし、ソウダンさんも復帰される
ということなので、まずは順調に動いているということなんですかね。

新作が出たら、皆様にはガシガシとコメントをつけていただきたい
ものです。

他の方はどうか判りませんが、わたしの場合はコメントを摂取して
創作エンジンを回してるようなものですから。
それはすなわち、
「コメントが付かない→新作をなかなか出す気にならない」
の悪循環に陥りやすい弱点があります。

いやまあ、人をアテにする前に自分は他人様の作品にコメントをつけ
ないのか、と突っ込まれるとかなり辛い立場ではありますが。

ただなんというべきか、お互いに作り手の立場であると、
「俺はあんたの作品にコメントしたのに、そっちは俺の作品にレス
する気はないのか」とか、無用な摩擦を起こしそうな予感があります。
わたしゃ特に自己中心的ですから。
で、それを避けるために、新作が出るたびにレスが義務化されるようなことになったら面倒な話だなあ、などと思うわけです。
傷のなめあいみたいなのも好みではないですし。

ま、そこまでコメントくれくれ病なのは、わたしぐらいでしょうけど。
ソウダンさんぐらい、コメントをもらえるような作品が描けてたら、
今の三倍ぐらいのペースで新作を描いていたことでしょう。

自分の絵には、そこまでコメントをもらえる魅力がないわけですから。
どうあれ、なかなかうまくいかんものです。

＊＊＊

コメントと言えば。
V&Rの新作の話とか、誰もしないのはどうなんでしょうね。
期待してた人って多いんじゃないの？　とずっこける感じ。
それほど出来が悪かったのか……。

まあ、「その４」以降に手を出していない自分が言うのもなんですが（！）。

半年振りに腎臓の検査に行ってきました。
結果はやや改善された面があるも、なお石が残っているとのことで
（おりてくる確率は低いようですが）、油断せず水分を充分にとって
塩分控えめでまた半年後、ということに。

体調はしっかり管理しておかないとねぇ。
出費は痛いが、やむをえまい。

またそろそろ腎結石の状況を確かめに泌尿器科にいかねばならん
時期になっていて、「ああ半年経ったんだなあ」と再確認。

時間停止系のサイトなりブログなり持ってる人は身体を壊すという
ジンクスでもあるのか、というぐらいに調子の悪い人が多いですが、
モニタの向こう側でぶっ倒れていても、更新できない状況なのか
単にさぼっているだけなのか判りませんからね。

せめてひっくり返る前に一声かけられればいいと思うのですが、
なかなかそれもままならないのが世の常。

健康な身体を維持したいものです。そうでなければ更新も
ままならない。

リンク効果もあって、訪問者数一日５００人とかいう日もありましたが、
今は２００人を割り込むような状況になっておりますので、ほぼ通常
運行に戻ったというところでしょうか。
ともあれ、多くの方に来ていただいたことを感謝いたします。

同時に、たいして更新もしていないのに人がたくさんくるというのも
異例の事態ですので、申し訳ない気もしています。
（まあ、誰も何も言わないので、こんなものかなとも思ってしまいますが）

新規画像をだいたいブログのほうで出してしまうようになったので、
ストーリーつきでない絵などは全部ブログでやっておしまい、という
格好が増えてきました。

これもブログ移転の効果かもしれません。前のブログだとどうしても
気兼ねがありましたので。
いずれ保管はしておかないといけないとは思っているのですが、
一度さぼってしまうとなかなか面倒になってしまいます。

もっといろんなことがやれるんじゃないかと思う一方で、自分ひとり
ではたいしたことはやれんなあ、というのがこの半年あまりの実感です。
このページを作ってよかったな、と思えることがもっとおおく起こって
ほしいものだと思います。

あらためて「ＷＡＴＣＨ－ＭＥＮ」を読み直す。
ずっと「ＷＡＴＣＨ－ＭＡＮ」だと思い込んでいたので、
今回ちょっとした発見。

それはそうと、「止まっている表現」と同時に「止まる瞬間の表現」
も忘れちゃいけない要素かと。一枚絵での表現となると至難の技ですので、
どうしても漫画的表現にたよることになります。擬音とかですね。




とりあえず真似してみましたが、色も影も塗らなくていいのは楽は楽。
しかも効果は高い。
あらためて天崎氏の才能に感嘆します。

癖になりそうですが、まあずっとこればっかりやられても見る人が困るだろうな、とは思いますが。

絵を描くのは相変わらず楽しくてしょうがないのだけれど、
絵そのものに対する向上心はさることながら、時間停止を
表現するという点に限って言えば一通りやりつくした感も
あって、このところ新しい表現にチャレンジしきれていない
気がする。

手間をかけず、安直にならず、効果的な表現技法を探して
チャレンジングな題材に挑戦していかないと。観ている人も
あんまりにおんなじような絵ばかりならんでいてもきっと
つまらないはず。

（※絵は本文とは関係ありません）

動きのある絵でないと、と昨日書いたけれど、
本当に躍動感のある絵にしてしまうと、それはそれで
時間が止まっているようには見えないように思われる。。

あくまでも動きは動作の途中であるようにみせつつ、
パースを効かせたりして奥行きを出して前後の動きをだすような
ことはせず、左右の動きを表現する引いた感じの絵が、
「止まっている」感じを演出できるのかな、などと考えてみる。






この手のは「持ち帰り」の表現が有効そうに思える。
腹の辺りを足が上を向くようにして小脇に抱えて運ぶ図にするのが
いいかな、などとも思案してみるが、結局は空中静止の図も
ほしかったのでこのままで。

持ち帰りのパターンは元々意見がわかれ勝ちだし、以前に
猟奇的と言われたのも気になるところだしで無難なほうにまとめて
しまう。

チャイナドレスで飛び蹴り、にきちんと見えてるだろうか？





飛び蹴りを放つ瞬間、というのは当然ながら身体が空中にあるわけで、
動きのある絵であるほど、その一瞬の動きを止めている印象が強くなる。
時間停止を描こうと思えば立ち絵ばかり練習していても表現の幅が
広がってこないのが悩ましいところ。

ネタがないときはモチーフを探して右往左往するわけですが、
やはりエロゲや他の方が描かれた絵を参考にするのはなんとなく
気がとがめるうえ、出来の差に意味も無く落ち込む機会を
作ってるだけという難点があったりします。

なので最近はもっぱら新聞折込のチラシをチェックして、
服や下着のモデルの写真を題材にしてみたり。

ともかく数をこなさないことには。