漂流ブログ

鼻押し上げパターンについて。
自分はすぐ出来ない理由を並べ立てるなあ、と反省して、
まずは描くだけ描いてみる。




描いてみて判ったこと。
やはり一枚絵で表現するには無理があるかも知れないというのが一つ。
正面からのアングルは向かい合っている男視点にしないと顔が見えない。

目の向いている方向は結構重要。目を合わせているようでいて、かつ
目の焦点があっていない表情というのは難しい。

笑顔で行くべきか、怒っている顔、あるいは澄まし顔のほうがギャップが
映えるのか、このあたりは考慮の必要がありそう。

さきほど病院から戻ってきたところです。
幸い、早々に石が出たので良かったのですが、またしても
えらい目にあってしまいました。痛いこと痛いこと。

再発しないようにとそれなりに手はうってきたつもりですが、
結果として効果がなかったこと、また二度あることは三度ある
という恐怖におびえております。

今日はとりあえず寝ます……。

ほっぺたむにーん、は「ＷＡＴＣＨＭＥＮ」や「ナノ・セクター」などでも
おなじみのイタズラの定番の一つですが、エロさはあんまりないので
みんな大好き、というパターンではないかもしれません。
とはいえ、変な顔にしてもてあそぶ、というところに性的興奮を覚えるというのも
確かにあるので、要は話しかけて辱めながらそういうシーンを展開
するというのは充分にアリだと思います。




モデルは「ダ・カーポ」の朝倉音夢。のつもりだったが、
一度見て覚えたつもりで勘描きしたら髪型とかリボンとか全然ちげぇ（笑）！

まあ、同じイタズラをされるにしても変顔にされるのは特に嬉しくも
ないであろうから、気にしないでおこう。

しかし、よくよく考えてみれば、「アウターゾーン」風にいえば、
「触ったところが元に戻らない！」なので、一度引っ張ったりして変な
顔にしてしまったら、時間を動かすまでそのままのはず。

「ＷＡＴＣＨＭＥＮ」も「ナノ・セクター」もそのあたりが再現されて
なかったのが、細かいようですが不満といえば不満。

まあ、ずっと変顔のままでも困るのも確かですけど。

コメントのレスのところにだけ貼っていたのではせっかく描いたのに
みてもらえないかも、と今になって思い直して改めて彩色版を貼ってみる。




＊＊＊

さて、しきりなおして。
いきなり妥協案で進んでしまったために話がややこしい面もあるのですが、
いちおう正面から取り組んでいることはいるのです。

プランＡ



四つん這いパターン。この場合、普通に立っていたり座っていたりする
人の手足を地面につけさせた場合、顔は地面のほうを向いているはず
なので、正面を向いているのは不自然といえば不自然。あえて正面に
大勢の人がいる状態とか、そういうシチュエーションによる補完が必要。


プランＢ


これが本来の「頭膝三点倒立」の図。
描く際には、座っている人を斜め後ろから見下ろした構図を９０度回転
させるとこのような図に。
当然顔は見えないわけですが、それ以上に
「頭の中で想像したほどぐっとくるものがない」構図なのは、まだどこかに
見落としがあるのだろうか。

プランＣ



立っている人を倒すパターンには大きく分けて前に倒すのと後ろに倒す
二種類があるわけで、このプランＣは後者。あおり構図の難しさは
あるものの、スカートの中が一部なりとも伺えるのがいい。
しかし今回は、ちと題材選びに失敗したのかも知れない。
地面に引きずるほどに長い裾。地面について平らになって
いる部分を内側から描く、というのは考えただけで匙を投げそうになる。

なんとか期待していただいている方には応えたいと思ってます。
ガシガシと描いてみたいものですが、シチュエーションをかなり
絞らないと絵にならないのは我ながら残念な話。

ヒイロさんに書き込んでいただいたコメントを読んで思わず膝を叩いてしまったのですが、
「闇市」におけるベンチに座っている女子学生を前方に倒して
頭（額）と膝の三点倒立状態にする、というのはわたしも非常にお気に入りの
シーンで、
過去何度と無く絵で表現しようと試みてきました。
反古になった紙は１０枚では利かないと思います。

しかし、そんな努力もむなしく、失敗を続けています。

いくつか理由はありまして、やはり一番大きな理由は、額を地面に
つける格好になると顔が見えないというもの。脳内のイメージだと
顔が見えなくてもなんとかなるのですが、絵にするとどうしても
満足できなくなってしまいます。

「スカートの中さえ見えていれば満足か？」という命題については、
先日描いてみた絵で、実に間抜けなシーンになることが判明した
ため、この自己肯定もつかえなくなりました。
そもそも、三点倒立させてもスカートの中はそのままでは見えません。
めくってやらないとダメなわけです。

そこで一つやっかいな問題が発生します。
椅子に接触していたお尻は平らに変形しているはず、という問題です。
盗撮モノのＡＶに、透明椅子モノというのがありますが、それに近い
光景になるはずです。
むっちりと押しつぶされた肉感は、それはそれで
興味をそそられるものなのかもしれませんが、時間停止の本義からは
外れてしまいます。
平らになった尻を描くのは大変な割に報われない作業と言わざるを
得ません。

さらに問題は、手のやり場に困るというもの。椅子に座っている
時に、両手はなにをしているか？　いざとなるとなかなか思い浮かばない
ものです。
逆に、手を前にあげている状態だと三点倒立の邪魔になるため、
膝の上に手を乗せているようなポーズに限定されてしまいます。
当然、ひっくり返すと身体の影に腕が隠れてしまいます。

そうなってくると、ただでさえ普段お目にかかれないポーズのために
妙な感覚なところにもってきて、腕が見えないために

／＼／　
○／＼／

な感じの微妙な絵が転がることになってしまいます。

とまあいろいろと理屈はこねているわけですが、せめて妥協案ぐらいは
なんとかならんものかな、というわけで一枚。




ラクス・クラインの横倒しということで描いてみました。

う、やっぱりデッサン狂ってるよなあ。お尻のあたりの角度とか。
あと、首長過ぎ病発病五秒前という感じ。

ちなみに絵の上のほうにわだかまってる線の塊は椅子を表現しています、一応。

今回、ちょっと身体がゆがんでしまったので、「ころん」という感じで
転がった表現には至っていません。しかし、この表現については
いつか理想の形を見つけられるよう、今後も追求していくつもりです。

デッサンが狂っていると言われないために、ひたすら鉛筆画で
様々なポーズの女性の裸を描きまくっている状態です。
シチュエーションが決まらないので髪型や顔は適当になってしまいます。

いまひとつウケない理由が、そこだけにあるのではないのは判っているの
ですが、とにかく出来ることは練習しかないもので。

しかし、崩れているといわれているのは身体のラインよりも、
むしろ顔のほうかもしれんなあ、と気づく。

前にも触れましたが、どうしてもポーズのほうに意識がむいて、
油断していると顔がおざなりになっていることが多いので、
気を引き締めておく必要があります。

ちょっと練習し直しておくか……。とはいうものの、モチーフがないと
いつもデフォルトな形にしかならない、しかもそれがウケない絵柄
なのでちょっと悲しい。
なんでかは自分でも分析しかねますが、なにをどうやっても微妙ラインを
超えられない。

丁寧にペン入れをすれば見栄えがよくなるという単純な話ではないので
悩むところです。以前に比べればなんとか現代風に追いつこうという
努力の跡が見えたりもするのですが。

いろいろと設定を考え、結局まとまらないという例。
素っ裸じゃ時間停止の意味がない、ってんで小物を残し、
でも靴を脱がさずにストッキングを脱がせられるか？　といった
しょーもないこだわりの中で堂々巡りをしてしまうのが
いつものパターン。

こういうときは、
「時間停止＋物体テレポーテーション」能力ということで補完
していただければ。

まじめな学生さんの作品に、そういう設定がありましたね。

＊＊＊

時間を止めていたずらと一口に言っても幅があるわけで、
これまでは主にスカートめくりやら服を脱がしたりやら胸を
揉んだりといったレベルでやってきました。

時間停止ならでは、という部分にこだわってきたためでもあります。

が、いわゆる局部にモザイクがかかるような「カラミのシーン」のほうが
本当は求められてるんだろうか、とここのところちょっと自信が
なくなってきているのも事実。
声の大きい人の意見が多数派とは限らないとはいえ、実際に言葉として
発せられることの重みも無視できない。

幅広くやっていくに越したことはないんでしょうけどねー。