漂流ブログ

先日亡くなられた若松孝二監督。
わたしはあまり映画とかみないのでピンとこなかったのですが、「水のないプール」の監督と知って、あああの、となりました。

もっとも、作品としてきちんと観たとはとても言えず、クロロホルムで女子寮まるごと昏睡させて全裸にした女性を使ってパーティごっこをしてるシーンばかり繰り返しみていたクチではあります。

クロロホルムといってもそんなに万能に都合の良い効果があるはずもないし、寝てる状態で椅子にすわらせてもあんな風に首は据わらないだろうと思うのですが、それだけに普段はあまり睡眠姦属性がない身でありながらツボにはまる非現実感があった気もします。

題名にはどういう意味があったのか・・・。
確かに水のないプールのシーンもあったとは思いますが。満たされないなにか、的な意味がこめられてたのかな、と想像する一方で、客でにぎわう夏のプールで時間を止めて水だけを消滅させたら、空中で泳いだ格好のままとまっている女性客の姿とか、ぐっとくるものがあるなあ、とか例によって妄想したりもします。

時間を止めて等身大人形のようにした女性たちをつかってパーティごっこをする、というのは海外の動画でもみたことがあります。
「時の箱庭」でも、ただコレクションして並べておくだけでなく、そういう遊びをするイベント絵とかもあればいいかな、と思ったりしました。酒場やお嬢様の屋敷を使っての全裸パーティごっこ。

ただ裸にするよりも、それぞれの服を取り替えたりしたりできてもいいかなあ、と町長の娘に踊り子の格好をさせたり、婦人にバニーガールのコスプレをさせたり。

ただ、裸だけならともかく、衣装差分をつくろうとするととんでもない数になりそうです。
絵を量産できるならこういう妄想もすぐ形に出来るんでしょうけど。

現実には行商人のイベント絵でも遅々とした進みなわけで。
せっかく描き始めてもキャンバスをでかく取りすぎて、古ぼけてきたパソコンがフリーズして２０分ほどの作業がムダになったり、なかなか思うように進んでいません。

なにか良い方法はないものでしょうかね。