経営判断と究極の一本
「学園で時間よ止まれ」の体験版、遅ればせながらわたしもやってみました。
速攻で手を出さなかったのは発売後の楽しみにとっておきたかったからですが、どうも評判が今ひとつのように感じたので、文字通り体験してみようということで方針変更です。
以下、気になったことなど。
まず、最初の発表当初、一番の懸念材料だった「時間停止銃」は、それらしい名前の時間停止装置に変更されています。
なので、対象の相手だけを止める、という限定された能力だけでなく、世界全体を止めることが出来るようです。
嬉しい変更ではありますが、おそらく当初のコンセプト的にはピンポイントに対象を止める「銃」であったはずで、その後遺症がなんとなく残っている気もします。
序盤のシナリオの体験ですが、やはりいろいろ無理がかかってる気がします。
せっかく時間が止められるのに、対象の時間だけを解除して顔バレなんてやらかしたら、後の動きに差し支えるんじゃないか、と主人公の行動にがっかりします。
あと、いかにも「時間が止まってるな!」と感じさせる絵があまりないのが残念。
エロイベントは、姉が妹の髪に櫛を入れているところで時間を止め、妹の時間を動かしたり止めたりしながら犯す、というもので、最初は妹の胸を揉み、次いで妹を別のイスに座らせてM字開脚、最後はフェラ、という3つです。姉はその間、止まったままです。
あまりにも頻繁に妹の時間停止と解除を繰り返すので、そのうち操作をミスって姉の時間を動かしてしまうのではないか、と余計な心配をしてしまいます。
ここで、
・妹が場所を移されているにもかかわらず、何もない空間に櫛を入れたまま止まっている姉。
・椅子に座らせる前に、空中でM字開脚させられたまま浮いている妹
といったイベント絵があれば、かなり停止感が出て印象が違ったのではないかと残念です。
それがあったからといってエロゲ的な質があがるかと言われると悩ましいのが、商業媒体の辛いところですね。
商売ですから、コスト・労力と売り上げとのバランスを常に意識しないわけにはいかないので、時として誰得な内容になってしまったりします。
犯している最中に呼気が漏れる、というのは時間停止プロパーな我々以外への商売を考えると、許容範囲ではないかなと思ったりします。つきつめて考えれば心臓が止まっている相手、というのを本当に抱くのは不気味かもしれませんし、それがリアリティにつながると言われれば否定する気はないです。
過剰ともいえるほどのエフェクトが、時間停止のオンオフを演出する一方で、時間が動いている状態の絵も、しょせんは一枚絵に過ぎないんだと思い知らされるのは皮肉です。
時間停止を解除されてもその場から逃げ出せない、というかポーズもほとんど変わらない(差分)、となると時間が動いているんだか止まっているんだかパっと見判らないという。色調変化なんかはないみたいなので、虚ろ目表示で見分けるしかなくなってしまいます。
前にも書いたと思いますが、数十枚のイベント絵と差分と立ち絵で構成されるエロゲのシステムは旧世紀からたいして変わり映えもせず続いています。
エロCGそのものが貴重なお宝だった時代とは様変わりした現代にあって、このシステムが今でも有効であることがかえって不思議に思えてきます。
まあ、いろいろ不満も多いのではないかと推察しますが、過去数作あった時間停止ゲームも、これぞ究極の一本、と呼べるようなものはないのが実情です。
少しずつ立ち位置を確保しながら「時間停止ネタは売れる」という実績を積み上げて行くしかないのかな、と思います。
曲がりなりにも時間停止ゲーであることは間違いないわけで、その点は感謝しないといけないかなと思っています。
界隈では得てして石化凍結ネタのほうが勢いがあったりしますが、石化や凍結を専門に扱うようなエロゲーというのは、寡聞にして知りません。
わたしが業者側の立場だったとして、石化凍結専門エロゲにゴーサインを出す勇気はありません。
そう考えると、時間停止がエロゲの題材になるというだけでもありがたいことなのかな、と斜めな思考を巡らせたりするわけです。
速攻で手を出さなかったのは発売後の楽しみにとっておきたかったからですが、どうも評判が今ひとつのように感じたので、文字通り体験してみようということで方針変更です。
以下、気になったことなど。
まず、最初の発表当初、一番の懸念材料だった「時間停止銃」は、それらしい名前の時間停止装置に変更されています。
なので、対象の相手だけを止める、という限定された能力だけでなく、世界全体を止めることが出来るようです。
嬉しい変更ではありますが、おそらく当初のコンセプト的にはピンポイントに対象を止める「銃」であったはずで、その後遺症がなんとなく残っている気もします。
序盤のシナリオの体験ですが、やはりいろいろ無理がかかってる気がします。
せっかく時間が止められるのに、対象の時間だけを解除して顔バレなんてやらかしたら、後の動きに差し支えるんじゃないか、と主人公の行動にがっかりします。
あと、いかにも「時間が止まってるな!」と感じさせる絵があまりないのが残念。
エロイベントは、姉が妹の髪に櫛を入れているところで時間を止め、妹の時間を動かしたり止めたりしながら犯す、というもので、最初は妹の胸を揉み、次いで妹を別のイスに座らせてM字開脚、最後はフェラ、という3つです。姉はその間、止まったままです。
あまりにも頻繁に妹の時間停止と解除を繰り返すので、そのうち操作をミスって姉の時間を動かしてしまうのではないか、と余計な心配をしてしまいます。
ここで、
・妹が場所を移されているにもかかわらず、何もない空間に櫛を入れたまま止まっている姉。
・椅子に座らせる前に、空中でM字開脚させられたまま浮いている妹
といったイベント絵があれば、かなり停止感が出て印象が違ったのではないかと残念です。
それがあったからといってエロゲ的な質があがるかと言われると悩ましいのが、商業媒体の辛いところですね。
商売ですから、コスト・労力と売り上げとのバランスを常に意識しないわけにはいかないので、時として誰得な内容になってしまったりします。
犯している最中に呼気が漏れる、というのは時間停止プロパーな我々以外への商売を考えると、許容範囲ではないかなと思ったりします。つきつめて考えれば心臓が止まっている相手、というのを本当に抱くのは不気味かもしれませんし、それがリアリティにつながると言われれば否定する気はないです。
過剰ともいえるほどのエフェクトが、時間停止のオンオフを演出する一方で、時間が動いている状態の絵も、しょせんは一枚絵に過ぎないんだと思い知らされるのは皮肉です。
時間停止を解除されてもその場から逃げ出せない、というかポーズもほとんど変わらない(差分)、となると時間が動いているんだか止まっているんだかパっと見判らないという。色調変化なんかはないみたいなので、虚ろ目表示で見分けるしかなくなってしまいます。
前にも書いたと思いますが、数十枚のイベント絵と差分と立ち絵で構成されるエロゲのシステムは旧世紀からたいして変わり映えもせず続いています。
エロCGそのものが貴重なお宝だった時代とは様変わりした現代にあって、このシステムが今でも有効であることがかえって不思議に思えてきます。
まあ、いろいろ不満も多いのではないかと推察しますが、過去数作あった時間停止ゲームも、これぞ究極の一本、と呼べるようなものはないのが実情です。
少しずつ立ち位置を確保しながら「時間停止ネタは売れる」という実績を積み上げて行くしかないのかな、と思います。
曲がりなりにも時間停止ゲーであることは間違いないわけで、その点は感謝しないといけないかなと思っています。
界隈では得てして石化凍結ネタのほうが勢いがあったりしますが、石化や凍結を専門に扱うようなエロゲーというのは、寡聞にして知りません。
わたしが業者側の立場だったとして、石化凍結専門エロゲにゴーサインを出す勇気はありません。
そう考えると、時間停止がエロゲの題材になるというだけでもありがたいことなのかな、と斜めな思考を巡らせたりするわけです。